野菜や米、加工食品などを販売する「遊佐農場」(越谷市越ケ谷本町1)が1月3日、旧日光街道沿いに移転オープンした。
自作の野菜や麦などの作物から種を採取して栽培し、地元の人に買ってもらう循環型農業で地産地消100%を目指す同農場。2018(平成30)年から古民家複合施設「はかり屋」(越ケ谷本町)内に出店していた。
同農場代表の遊佐謙司さんは「もともと路面沿いに店を構えたいと思っていて、はかり屋から近い場所に空き店舗の話があった」と話す。新店舗はガラス張りで、通りから店内がよく見えることから、店をのぞいたり、入ってきたりする人が多いという。
子どもの頃、親戚が営む青果店で販売の手伝いをすることがあった遊佐さん。「当店は在来種の野菜を多く販売している。価格も安くはないが、お客さんは、私の説明を聞いて理解すると購入してくれる。そのやりとりはまるで、幼少の頃に見て印象に残っている八百屋でのお客さんとの掛け合いのよう。自分の店でもやりたいと思っていた」と話す。
店では季節野菜のほか、自作の作物を使う「越谷黒うどん」(580円)、麦茶(880円)、クッキー、玄米麺、ミューズリーなどの加工商品を年々増やして販売している。「作物は加工すると賞味期限が長くなるし、卸売りもできる上、地場商品の土産などとして手に取ってもらえる。生産、加工、販売と、6次産業化してきた。今後も商品を増やしていく」とも。
「固定客や宅配客はそのままに、近隣住民や通りかかる人たちに愛される八百屋として心機一転頑張りたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~18時。水曜・木曜定休。