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春日部のラーメン店「ジャンプ」10周年 地域密着店目指し口コミから人気店に

店主の高山竜さん(中央)、高橋雅之さん(左)、真上琢也さん(右)

店主の高山竜さん(中央)、高橋雅之さん(左)、真上琢也さん(右)

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 春日部のラーメン店「ジャンプ」(春日部市南5)が4月30日、10周年を迎える。

たれそば

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 2013(平成25)年に開店したラーメン店。高山竜さんが店主を務める。自家製の平打ち縮れ極太麺を使うラーメンやまぜそば、つけ麺を提供する。

 立地の関係から、地域密着店としての営業を見据えていたものの、開店当初はなかなか浸透しなかったという。高山さんは「当時、春日部にガッツリ系のラーメン店はなかった。オープン数カ月はあまり来店がなく心配したが、9月くらいからは行列ができるようになった。来店客が口コミで広げてくれた」と振り返る。

 「限定ラーメンを出すなど、なるべくお客さんを飽きさせないような工夫をしてきた。コロナ下でも客足の減少はほとんどなかったが、冷凍ラーメンの販売や、テイクアウト販売もしていた」とも。

 人気メニューの、フライドオニオン、かつお節、生卵、チャーシューなどがのる、少量のかえしとスープの「まぜそば」のほか、かつお節、のり、ネギ、メンマ、チャーシューなどがのる「たれそば」、「ラーメン」(以上、950円)、4月~10月は「つけ麺」(1,000円)、11月~3月は「台湾まぜそば」(1,050円)を提供する。トッピングのチャーシュー、味玉、ローストポークの追加は無料。「たれそばは、スープ割りができるので、好きなタイミングで声をかけてもらえたら。魚介豚骨のような味になる」(高山さん)

 高山さんは「年内に、武里にある『ぎと家』の支店を近隣に出す予定。おいしいラーメン店は、たくさんあると思う。当店に来ないと感じられない何かを提供するために、当店に来てくれるお客さんがなぜ当店を選んでくれるのか、当店にしかできないことは何か、どうしたらお客さんを楽しませることができるのかをいつも考えている。お客さんが快適に楽しく食事ができる空間を作り続けたい」と力を込める。

 営業時間11時30分~15時、17時~21時。火曜定休。4月30日は、10周年を記念して限定メニューの販売やイベントを行う。

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