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春日部の煎餅店「栃惣」で恒例のハート形煎餅 店主が描いたイラスト短冊も

都築千恵さん

都築千恵さん

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 春日部の煎餅店「栃惣(とちそう)」(春日部市粕壁東1、TEL 048-752-3944)が今年も、ハート形のバレンタインデー期間限定商品を販売している。

【関連画像】3種類のハート形煎餅

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 1952(昭和27)年創業の煎餅店。3代目の都築孝夫さんと千恵さん夫妻が切り盛りする。煎餅は国産のうるち米を使って生地から作る。ハート形煎餅は10年ほど前に販売を始め、味付けを変えることもあるが今年は、「ココアざらめ」「いちござらめ」「しょうゆ」の3種類を用意。「いちござらめ」には市内の観光イチゴ園「ヒロファーム」(武里中野)のフリーズドライイチゴを使った。

 3種類いずれかがランダムに3枚入ったセット(324円)のほか、単品(5枚入り、540円)を用意。パッケージの中には孝夫さんが作った短冊が入っている。デザインは6種類で、「ずっと一緒だよ」「だいすきだよ」などのメッセージに添えて夫妻をキャラクター化したイラストを描いた。

 「毎年楽しみにしてくれている人や短冊のデザインを集めてくれている人もいる。抹茶ザラメや梅ザラメを用意した年もあったが、今年は安定して人気の味付けを用意した」と千恵さん。

 「手作業でハート形に型抜きしているが、気温の影響などで普通の円形よりも製造過程で割れやすく、ハートブレイクしてしまう場合もある。割れた物は別のかたちで提供している。かわいい形のおいしい煎餅を焼くために微調整しながら製造しているので、この機会に食べてもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は8時~19時。月曜定休。2月14日ごろまで販売する。

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