「かすかべ打ち水キャンペーン」イベントが7月23日、春日部第1児童センター「エンゼル・ドーム」(春日部市牛島)で行われ、40人ほどの親子連れが参加した。
打ち水は江戸時代から行われている暑さ対策。同イベントはヒートアイランド対策のために昨年始まり、子どもをはじめ市民に環境意識の啓発をする一環でもある。
おけと柄杓(ひしゃく)、市の水道部が二次利用のために貯水している雨水や、市内の事業者と市民で構成する「かすかべ環境ネットワーク」からの野菜を洗った水などが準備された。
打ち水を行う前の気温は29度で、路面の温度は41.8度ほど。石川良三市長をはじめ、参加者が道の両側に並んで向かい合い、柄杓で水をまく。合図で一斉に始まり、子どもたちは水にぬれても気にすることなく歓声を上げながら笑顔で水をまいた。
打ち水後の気温は31度と上がっていたものの、路面は36.4度に下がり、参加者からは拍手が起こった。