東武鉄道(東京都墨田区)が、東京近郊のベッドタウンを走行する路線として都市間輸送を担う東武アーバンパークライン(野田線)で、来年3月に大幅なダイヤ改正を行うと9月27日発表した。
運河駅~船橋駅間で新たに急行運転を開始し、東武アーバンパークライン全線(大宮~船橋間) で急行列車を運転。柏~船橋間で朝・夕夜間ラッシュ時の6時~9時台・16時~22時台に急行列車を毎時2本新設し、所要時間を最大11分短縮。
大宮~船橋間で日中時間帯10時~15時に急行列車を毎時2本新設し、所要時間が16分短縮する。急行列車停車駅は大宮、岩槻、春日部~運河間各駅、流山おおたかの森、柏、高柳、新鎌ケ谷、船橋。
都心からの他社線最終列車との接続ができるよう、大宮、春日部、流山おおたかの森、柏、新鎌ケ谷、船橋の各ジャンクション駅における最終列車の運転時刻を最大約30分繰り下げる。
平日夜の着席通勤需要に応えるために、特急車両「Revaty」を使用した柏発、清水公園・春日部方面の特急アーバンパークライナーを新設し、平日朝・夕、土休日朝・夕夜間の大宮~柏間において運河~柏間各駅の列車頻度を確保するため「区間急行」も新設する。