春日部の庄和高校美術部と庄和商工会青年部が南桜井駅北口・南口ロータリーのイルミネーションを制作した。
同青年部は庄和地区活性化のため、庄和商工会中心市街地活性化委員会と共に、2002(平成14)年から南桜井駅のイルミネーションを手掛けてきた。
同青年部部長鈴木淳一さんは「地元の高校生や子どもたちに、地元に興味を持ってもらいたい。地元を盛り上げていくために、今回初めて高校生とコラボレーションしてイルミネーションを制作することにした。高校生が積極的にアイデアを出してくれ、面白かった」と話す。
同校美術部がデザインを担当し、同青年部が制作。イルミネーションは、「高校生が、自分たちがそのイルミネーションの前で写真を撮りたいと思える絵を描いた」というオリジナルイラストのライトアップと、高さ4メートル弱のイルミネーションタワー。イラストは、照明の色により色が変化して見える塗料を使った。タワーは、学生の案に近づけるよう試行錯誤しながら同青年部が制作。
「コロナ禍のため一緒に作業はできないが、高校生に興味をもってもらえたら。コロナ禍の中でできることや、新しいことをやっているということをアピールできたら、まちの活性化にもつながるのでは」と期待を込める。
点灯は12月6日~来年1月16日。