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埼玉・松伏町にオリーブ使うカフェ新店 苗木や関連商品も販売

(左から)代表の丸尾めぐみさん、大谷由香さん

(左から)代表の丸尾めぐみさん、大谷由香さん

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 オリーブ専門店「embrace olive(エンブレイスオリーブ)」内に「embrace.cafe(エンブレイスカフェ)(北葛飾郡松伏町大川戸、TEL 090-3592-5008)が1月9日、オープンした。

オリーブオイルをデザートにかけることも

 代表の丸尾めぐみさんが開いた同店。丸尾さんの実家は建設業を営み、21歳からトラックの運転手をしていたという。主に10トンのダンプカーで土を運んでいた丸尾さん。客先に土を運んでいる中で、オリーブを育てている人に出会う。

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 丸尾さんは「話を聞いているうちに、オリーブに興味が湧いた。勉強し始め、辛味のあるオイルやフルーティーなものなどいろいろな味があると知った。オリーブソムリエの資格を取り、勉強すればするほど、こんなに違うのか面白いと思った」と振り返る。

 あるオリーブの勉強会で、ひときわ勉強熱心な男性に会う。「瀬戸内オリーブ園(香川県坂出市)の園主だった。本物のオイルを追求しているところに引かれた。良い品を作っているが販路が少ないと思い、こんなにおいしいなら自分で買って販売したいと思った」という。2019年5月にネットでオリーブオイルや苗木などの販売を始めた。

 当初は瀬戸内オリーブ園の商品として販売していたが、ほぼ毎月同園に足を運び、挿し木をしたり、水をあげたり、搾油をする丸尾さんと園主は一緒に商品開発などをするようになり、その後、丸尾さんがブランディングしたオリジナルブランド「エンブレイスオリーブ」として販売することになった。

 さらに多くの人に国産オリーブオイルを味わってほしい、知ってほしいと思った丸尾さんはカフェを開くことに。カフェメニューは、オイルの搾りかすを乾燥させ、コーヒー豆とブレンドした「オリーブコーヒー」(385円)、「その日の日替わりメニューに合う、しぼりたてのオリーブオイルやオイルで作った自家製ドレッシングをかける」という「わがままランチ」(1,100円)などがある。

 2020年の「国際オリーブオイルコンテスト」で銀賞を受賞した「完熟ルッカオイル」、金賞を受賞した「青絞りミッションオイル」(共に、120ミリリットル、3,888円)、金賞を受賞した「セレクトブレンドオイル」(150ミリリットル、4,860円)などのオリーブオイルや、トルコから直輸入する「ゲムリック種の苗木」1本(8,000円~)も販売する。

 店は倉庫をリフォームし、2階席も備える。「エコやリサイクルを意識している。古き良きものを使っていきたい」と言い、インテリアとして配置しているソファやテーブル、入り口の扉は丸尾さんがこれまで趣味で集めていたものばかり。外に配置しているビンテージカーはカリフォルニアから輸入したという。

 「オリーブに出合って、いろいろな人にも出会え、心が豊かになった。オリーブが自分を変えてくれたと思うし、今の自分が好き。自分の母校である松伏高校出身の友人たちも手伝ってくれていて、1人で追い始めた夢だが、夢が大きくなり、皆でかなえている」と笑顔を見せる。

 「お客さまには、扉を開けた時に違う世界に来たような気持ちになってもらったり、オイルを味わったときもよろこんでいただけたりしたら。敷地内で散歩などでもいいので公園みたいにゆっくりしてもらいたい。ゆくゆくはもっと敷地を広げて、小さな遊園地のようにしていきたい」とも。

 営業時間は10時~17時(ランチは11時~14時30分)。木曜・第1日曜定休。

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