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春日部に茶とパンの専門店 自家製パンと組み合わせ、茶の親しみやすさ提案

(左から)「マヨたくサラダ」「和風のり玉サラダ」

(左から)「マヨたくサラダ」「和風のり玉サラダ」

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 茶とパンの店「téPle(テプレ)」(春日部市粕壁2、TEL 080-4637-6610)が4月3日、プレオープンする。

抹茶ミルクにわらび餅を入れたドリンク「抹茶ミルク&わらび餅」

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 パンに総菜や自家製あんなどを挟んだコッペパンや、自家製茶などのドリンクを販売する。テークアウトのほか、2階で飲食もできる。茶製造販売店「おづつみ園」(同)4代目社長の尾堤宏さんが社長を務める。

 尾堤さんは「お茶のあるすてきな暮らしを旗印にして、6年前に春日部の西口にカフェを開いた。今度は、家でもお茶のあるすてきな暮らしを提案したくて、お茶に合う商品で、今までにないものを、と考えた。パンはまだまだ可能性があると考え、お茶に合うパンを販売し、気軽にお茶を楽しんでもらえるようなスタイルにした。お茶の需要も広げるなど、お茶の業界にも影響を与えることもできたら」と話す。

 自家製パンは、北海道産の小麦粉「ゆめちから」を多く使い、沖縄の塩や海洋酵母などを使う。「口の中でさらりとほどけるように溶けて無くなり、フワッと小麦粉の香りが広がることを目指して開発した」と尾堤さん。

 メニューは、自家製あんなどを挟む「おやつパン」、サラダなどを挟む「サラダパン」、総菜を挟む「おかずパン」、パンを焼くなどして食感が楽しめるようにした「特製パン」の4つのカテゴリーで展開する。自家製のつぶあん・抹茶あん・ほうじ茶あんから選べ、2種盛りもできる「あんパン」(200円)、卵サラダなどを挟む「和風のり玉サラダ」、たくあんをマヨネーズなどであえた「マヨたくサラダ」(以上300円)、キーマカレーやレンコンを挟む「れんこんキーマ」(350円)など、30種以上をそろえる。

 ドリンクは「日本茶ミルクメニュー」として「抹茶ミルク」(350円)、わらび餅を入れた「抹茶ミルク&&わらび餅」(500円)、緑茶や抹茶ドリンク、ジュースなども提供する。「プレーンのパンも1個150円から販売しているので、自宅でお好みのトッピングにしてお茶と合わせるなど楽しんでいただけたら」

 2階は地域の人が気軽に使えるフリースペースとしても活用する。「おづつみ園がやるのなら、おいしいパンを提供するだけではなく、おいしいお茶も提供し、今後もさらに発展していきたい。お茶とパンを通して地域の人と人をつなぐことができたら。当店の2階だけではなく、パンを持ち帰って自宅で楽しんでもらうことなどでも当店が地域コミュニティーの場となれば」と期待を込める。

 「お茶は詳しいが、パンは初めての挑戦。ドリンク提供は4月末のグランドオープンから始める予定。お待たせするかもしれないが大目に見ていただければ」とも。

 営業時間は9時~16時(商品が無くなり次第終了)。木曜・金曜定休。

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