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春日部に肉がメインの洋食レストラン 地元産野菜も使い、恩返しをテーマに

オーナーシェフの長野明さん

オーナーシェフの長野明さん

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 肉をメインとした洋食レストラン「mohawk(モホーク)」(春日部市粕壁2)が7月4日、春日部市にオープンする。

南部鉄器の鍋で提供する「肉ご飯」

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 「肉とごはんと時々野菜」と「恩返し」を店のテーマとし、ランチはオムライスやカレーなどの洋食、ディナーは肉のロースト料理をメインに提供する。オーナーシェフの長野明さんは杉戸町で生まれ育ち、高校で調理師免許を取得。卒業後はホテルの婚礼などでの大量調理を経験し、ケーキ店にも勤務した。「料理は作れたが、完成度を上げたい、もっといろいろ勉強したいと思い、東京のフレンチカフェやワインバルで働いた」と言う。

 ワインバルでは料理長を務めた長野さん。「その店は、頑張る生産者と消費者との懸け橋になるような店だった。全国の生産者さんに会いに行ったり、商品を使ったりしたことから、自分で店を開くのなら地元の生産者さんとつながって料理をしたいと思った」と話す。

 娘が小学校に行くタイミングで東京から地元に戻り、店を開くことを決めた。「もともと杉戸町に開く予定だったがかなわなかった。近隣で探していたところ、春日部市の不動産店の人とつながり、春日部で開くことになった」と経緯を明かす。

 メニューには、春日部市や杉戸町、伊奈町などの埼玉県産の野菜も使う。ランチは「トロットロオムライス」(サラダ・スープ付き=1,200円)、「骨付き鶏モモ肉のコンフィ」(スープ・ライス付き=1,200円)。ディナーは、南部鉄器の鍋でバターライスを作り、肉と一緒に米を蒸らして作る「肉ご飯」(2人前=3,000円)、「自家製ソーセージ」(1,500円)、デザートの「焼きたてスフレ」(700円)などがある。

 「私は酒が飲めないが、飲める人も飲めない人も楽しく過ごせる場所にしたい。ワインをはじめいろいろなノンアルコール飲料も取り扱い、ラベルがかっこいいものなどの面白い商品も置いていきたい」と長野さん。

 「いろいろな人とつながれて今がある。人の縁に恵まれているのでそれを大事にし、巡り巡って恩返ししていきたい。新たな縁もつなげ、まちのにぎわいづくりに一役買えたら」と笑顔を見せる。

 「店内の壁塗りを近隣の子どもたちにやってもらった。子ども用の椅子も準備したので、子ども連れでも気軽に来てほしい」とも。

 営業時間は11時30分~22時。火曜・水曜定休。密になることを防ぐため予約優先で、予約はインスタグラムやLINEで受け付ける。

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