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越谷市に席数60超のカフェ新店 ブルックリンスタイルの落ち着いた空間に

正面入り口から入った店内の様子

正面入り口から入った店内の様子

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 「まだ名前のないカフェ」(越谷市南荻島)が6月21日、越谷市にグランドオープンした。

厚切りパンを使ったピザトーストのセット

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 コーヒーや紅茶をはじめとした飲料やトーストセットなどのランチを提供する同店。テーブルやカウンター席、ペット可のテラス席も含め、総席数64席を備える。

 オーナーの一人、野呂裕二さんは杉戸町で生まれ、川口市で複数店を営んでいた。野呂さんは「川口市でバイクのカスタムショップや酵素風呂などがあるリラクセーション店を19年運営していた。裏通りに位置し、店舗が狭かったため、いつか大きな店で、表通りに店を構えたいと考えていた」と振り返る。

 野呂さん夫妻はカフェが好きなことから、以前からカフェ巡りをし、自分たちの中でどのようなカフェを開きたいのか考えてきたという。野呂さんは「多くの店を訪れる中で、自分たちがつくりたいカフェというものが確立された。インテリアや内装はブルックリンスタイルがいいと思った。落ち着いた雰囲気が出るライティングなども実現させるために、コロナ禍でもあることから、圧倒的な大きさの店にしたいと考えた」と話す。

 メニューは、厚切りパンを使ったピザトーストと、ミネストローネ・サラダ・ドリンクのセットが付いた「おすすめピザトーストセット」(1,500円)や「トーストセット」(1,200円)をはじめ、「酵素野菜カレー」(ミニサラダ付き=1,100円、ミニサラダ・ドリンク付き=1,500円)などのランチ、「アメリカーノ」(ホット・アイス=500円)、「ハンドドリップ」(600円)、「ラテ」(ホット・アイス=600円)などがある。飲み物やトーストセットなどはテークアウトできる。

 現在、店内の飲食スペースを広げる工事をしていて、7月中旬に完成予定。テラス席も、今は8席のところ、倍ほどの席数にするという。野呂さんは「8月ごろには石窯でピザ焼き体験や、バーベキューができるようにしていきたい。手ぶらで来ていただいて体験できるカフェにしていく」と話す。

 店名は、店を開く前から名前を付けないまま工事などを進め、そのままオープンしたところ、「このまま名前が無くてもいいか、という感じで落ち着いている」(野呂さん)という。

 野呂さんは「今後、店内の一部を昼は英会話教室やハンドドリップ教室、ヨガ教室などを開いて、皆さんが学べたり、趣味などをみんなでいろいろ共有できたりするようなスペースにしていきたい。『新しいことを始めるにはちょっと』と思う世代もいるかと思うが、年を重ねてもできると思うのでそこを切り開いて楽しいことができたら。やっとこのような場所を手にすることができたので、明るい情報をたくさん発信するなど頑張りたい」と力を込める。

 営業時間は11時~18時。木曜定休。

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