バーチャルユーチューバー(以下、Vチューバー)の「春日部つくし」が現在、埼玉バーチャル観光大使オーディション2次選考に進んでいる。
埼玉県がVチューバ―の人気や発信力に着目し、埼玉の観光を盛り上げようと企画した同オーディション。
埼玉県に魅力を感じ、県内外に埼玉の魅力を発信する意欲があること、埼玉バーチャル観光大使に就任した場合はその活動に取り組めることなどが応募資格。7月1日に始まった募集には40人の応募があった。1次選考を通過したのは、「春日部つくし」「花野彩晴」「奏天まひろ」「西園」「エリーナ・ラフィール」の5人。
1次選考を通過した「春日部つくし」は2018(平成30年)2月から動画投稿や配信などの活動を個人で開始。9月21日現在のユーチューブのチャンネル登録数は3万9800人に。
「バーチャル埼玉県」に住む18歳との設定で、多くの人に埼玉県を第二の故郷としてもっと身近に感じてもらうことを目標に活動している春日部つくしは「今も昔も春日部市には大変お世話になっている」ということから「春日部」を名乗る。イメージカラーは藤色。「春日部市」「コバトン」などさまざまな場所にゆかりがあることから身に着けている。
春日部つくしはこれまで3年間、埼玉県をより身近に感じてもらうことをモットーに活動してきた。同オーディションについて、「あーし(私)にとってまたとない機会でございます。埼玉の魅力を伝えるためのあんなことやこんなこと、埼玉県さんと協力してなら、あーしの夢もかなえられるかもしれません(原文ママ)」と話す。
「このオーディションに関わっている人は、全員が埼玉県を大好きで、埼玉県をさらに盛り上げようという気持ちを基に頑張っている。5人のPR動画を視聴し、最も観光大使にぴったりだと感じた方に投票してほしい。今回のことが、さらなる埼玉県の魅力アップにつながることを心より楽しみにしている」とも。
2次選考は、Vチューバ―が制作する観光動画に対し、一般視聴者が投票を行う。投票期間は9月21日~10月12日。埼玉バーチャル観光大使特設サイトと同公式ツイッターで投票を受け付ける。埼玉県バーチャル観光大使決定は11月中旬を予定する。