春日部市民文化会館(粕壁東2)で1月9日、「令和4年成人式」が開催された。
今年の新成人は2001(平成13)年4月2日から2002(平成14)年4月1日生まれ。男性1098人と女性1018人の合わせて2116人。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、式典を出身中学校区で午前と午後の2部に分け、事前申込制で、例年の式典次第を簡略化して開催した。
当日の式典は、午前の部が10時開始で10時40分に終了。11時から敷地内清掃を行い、午後の部は14時30分に始まり15時10分に終わった。入場時に手指消毒を行い、会場では常時マスク着用や控えめの会話を呼び掛け、座席は1席ずつ間隔を空け、常時換気を行うなど徹底した感染症対策を行った。
式典は、鎌田亨春日部市教育委員会教育長のあいさつから始まり、岩谷一弘市長の式辞や「二十歳の誓い」の発表のほか、春日部にゆかりがあるバーチャルユーチューバーで、埼玉バーチャル観光大使の「春日部つくし」さんが祝いのメッセージ動画を寄せた。
会場内外では、再会を喜ぶ姿や写真を撮り合う姿が多く見られた。新成人となった関根渉さんは「友人たちとは中学校や高校卒業以来の再会。皆変わっていないと思った。この状況下でも、成人式が開催されてすごくうれしい。事態が収まったら皆で旅行したい」と笑顔を見せる。参加者は1470人(春日部市発表)で、式は滞りなく行われた。
前日の8日には、昨年中止となった「令和3年成人式式典」が、「21歳のつどい~20+1(プラスワン)成人式~」として同所で開催され、233人(春日部市発表)が参加した。