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「春日部大凧あげ祭り」の大だこ文字募集 開催判断はこれから

2019年5月は、「令和」「元年」の文字が書かれた2張の大だこが揚がった

2019年5月は、「令和」「元年」の文字が書かれた2張の大だこが揚がった

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 春日部大凧(おおだこ)あげ祭り実行委員会は現在、5月3日・5日に開催を予定している「春日部大凧あげ祭り」の大だこ2枚に描く文字を募集している。

2020年2月の文字書きの様子

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 江戸時代に始まった伝統行事で、国の選択無形民俗文化財に指定されている「春日部大凧あげ祭り」。新型コロナウイルス感染症拡大のため、2020(令和2)年と2021(令和3)年は中止となった。

 大だこの大きさは縦15メートル・横11メートルで、製作には3カ月ほどかかるため、例年祭りに向け1月から準備に入り、文字の募集も1月から行っている。

 市の話題や時節にふさわしい言葉で、原則として漢字4文字。2枚の大凧に2文字ずつ描かれる。2019年は「令和・元年」、2020年は「東京・五輪」だった。

 応募は、はがき・ファックス・メールで受け付ける。大だこの文字、その文字を選んだ理由、申込者の住所、氏名(振り仮名)、電話番号など必要事項を記載。応募先は、春日部市役所観光振興課、春日部大凧あげ祭り実行委員会事務局。採用者には、5月3日の開会式で表彰状と飾りだこを贈呈する。

 市観光振興課主幹の山口歩さんは「現在は開催に向けて検討をしている段階だが、必要な準備を進めていて、文字の募集を始めた。感染防止対策などを検討したり、どのようにすれば開催できるか話し合ったりしている。今後、新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら開催について判断する」と話す。

 申し込み受け付けは今月28日まで。発表は2月中を予定。

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