春日部市の橋上公園「古利根公園橋」で3月27日、桜をテーマにした飲食販売やワークショップを行うイベント「桜咲くマルシェvol.5」が開かれる。
まちなかツナガルプロジェクトが2018(平成30)年に始めた同イベント。新型コロナウイルス感染症拡大のため2020年と2021年は橋上でのイベントは中止。2021年は、SNSで募集した桜にまつわる写真をララガーデン春日部に掲出した。
同プロジェクト代表のナオナさんは「今回は密を避けるためにも、川沿いを広く会場とする。マルシェの店と併せて川沿いの景色やスポットを散歩しながら楽しんでもらいたい」と話す。
出店は、「田中帽子店」「関根園芸」「Ami+」「TIENDA」「camecame30」「tePle」「イシハラヤ」「ヒロファーム」「チョークアートのアトリエアコ」「たけまえん」「BORDER CAFÉ」「東武鉄道」で、桜にまつわる飲食の販売やワークショップなどを行う。橋上に設置する透明なビニールにペンを使って絵を描いたり、桜フォトフレームを作ったりするワークショップや、川沿いを散策するスタンプラリーも行う。
ナオナさんは「出店者の飲食や雑貨の販売は桜をテーマにしていて、桜を咲かせているイメージ。来場者もピンク色を身に着けて来てもらい、自分でも桜を咲かせるようなイメージで、景色の一部になって楽しんでもらえたら」と話す。
同プロジェクトが3月20日から行う桜を通してまちや店を知ってもらったり、興味を持ってもらったりするための取り組み「桜咲くかすかべ」の一環でもある。「マルシェ以外では、市内の小中高校生が制作した桜モチーフのアートを市内の商店などに飾ることや、『#桜咲くかすかべ』で桜や桜をテーマにした写真をSNSに投稿してもらい情報のシェアもできたら」とも。
開催時間は10時~15時。入場無料。雨天決行・荒天中止。