春日部共栄高校(春日部市上大増新田)茶華道部が11月13日、全国規模の高校華道コンクール「Ikenobo 花の甲子園2022」に出場する。
華道家元池坊(京都府京都市)が2009(平成21)年に始めた同大会。池坊いけばなを学ぶ高校生3人1組で出場し、1人10分の持ち時間で、リレー形式で花をいける。今年は8月~9月にオンラインで地区大会を開催し全国から150チームが応募した。
関東地区大会は今年、28チームがエントリーした。優勝は群馬県の桐生高校、準優勝は春日部共栄高校のチーム「fanfare(ふぁんふぁーれ)」で、関東地区代表として全国大会への出場を決めた。同チームは西岡佐恵さん、菊池杏彩さん、野口佳乃さんで、全員2年生。
10月31日、同大会のエリアサポーターを務める吉本興業「埼玉県住みます芸人」の、えりんぎ・おだいらつかささんが激励のため同校を訪れた。全国大会行きの切符を渡したおだいらさんは「全国大会に彩り豊かな花を咲かせることを期待している。頑張ってください」と話した。
西岡さんは「ずっと憧れていた大会に出場できてうれしい。優勝目指して精いっぱい頑張りたい」と意気込む。
「Ikenobo 花の甲子園2022」は京都府で開催し、9チームが高校日本一を競う。