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越谷に無人ギョーザ販売店 杉戸町のラーメン店「大勝軒しのや」オーナーが開業

篠崎将之さん

篠崎将之さん

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 無人ギョーザ販売店「餃子(ギョーザ)のジャンボ」(越谷市大里、TEL 090-8476-3019)が12月6日、オープンした。

全粒粉を入れた皮

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 冷凍の手作りギョーザを無人で販売する同店。杉戸町にラーメン店「大勝軒しのや」、春日部市にラーメン店「平九郎R」などを展開する日栄物産(杉戸町)が経営する。

 社長の篠崎将之さんは「東池袋大勝軒で、故・山岸一雄さんにギョーザの作り方を学んでいた。ラーメン店にギョーザは付き物なのでいつか手作りのギョーザを出したいと思っていた。ギョーザの食べ歩きや試作を重ね、作ったギョーザを店で出したこともあるが、私が納得できずにいた。ようやくおいしいと思えるものができたので、ますはギョーザ専門の店を開くことにした」と振り返る。

 製造に特化するために無人販売にし、製造のための工房も備える。皮は、国産の小麦粉に全粒粉を混ぜて作る。具材は、青森県産の豚の腕肉、国産のキャベツ、タマネギ、ニラ、ニンニク、ショウガを入れる。

 篠崎さんは「皮は、製麺の経験を生かして作り、中華料理店が作るようなもちもちした皮をイメージした。肉は粗びきで、私が手びきする。素材の味が分かるような味付けにしているので、酢じょうゆなどを付けて食べてもらえたら」と話す。

 メニューは「ドリームジャンボ」(10個1,000円)、「ミニジャンボ」(30個1,000円)の2種。商品を冷凍ショーケースから取り、料金箱に料金を入れる。調理法は店内に掲出し、説明書も置く。「私は大きいギョーザが好きなので、大きめにした。ジャンボは通常のギョーザの3倍ほど。食べやすさと調理しやすさを考えたミニは、通常の1.4倍ほどの大きさ」と篠崎さん。

 「ゆくゆくは、ラーメン店にも出していきたい。手土産などに持っていってもらえたり、冷凍庫にいつもあって一品足りない時に使ってもらえたりするようなギョーザになれたら」と笑顔を見せる。

 24時間営業。

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