![「ココアシガーケイク」](https://images.keizai.biz/kasukabe_keizai/headline/1694593195_photo.jpg)
煎餅などの菓子製造会社「三州製菓」(春日部市銚子口、TEL 048-735-1151)が9月20日、「ココアシガレット」の味を再現した菓子を発売する。監修は同菓子の製造元「オリオン」(大阪府大阪市淀川区)。
揚げ煎餅や、パスタを揚げた「スリーズパスタスナック」をはじめとして、コラボ商品も販売している三州製菓。今回は、オリオンとコラボレーションし、オリオンが1951(昭和26)年に発売し、現在も販売しているロングセラーのシガレット型砂糖菓子「ココアシガレット」の味を再現したスティックタイプのフィナンシェ「ココアシガーケイク」を開発した。
開発の経緯について、同社社長の斉之平一隆さんは「ココアシガレットはたばこのイメージの菓子。昔から、葉巻バージョンを作ってみたいと思っていた。グループ会社で洋風の焼き菓子が作れるようになったこともあり、開発した。特徴的なハッカの香りを焼き菓子に再現するのが難しかった」と話す。
試作に半年ほどかけ、香りを再現するために生地にハッカやココアのパウダーを練りこんだ込んだ。価格は、6本=1,296円、4本=864円。
斉之平さんは「ハッカの味と香りですーっとし、ココアとカスタードの風味がする。葉巻の色を再現するため、しっかりと茶色の焼き色をつけ焼き上げたので、食べている姿が葉巻を吸っているように見えると思う。ココアシガレットは大阪で生まれた商品なので、ココアシガーケイクも大阪万博開催までに認知してもらえたら」と話す。
三州製菓直営店、エステラス、三州総本舗各店、 三州総本舗オンラインショップをはじめ、全国の駅・空港・サービスエリアなどで販売。宝塚北サービスエリア(兵庫県宝塚市)では9月15日から先行販売する。