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「春日部大凧あげ祭り」の大だこ2枚に文字書き 一般公募で選定

上若組が制作した「大凧」(写真提供=春日部市役所)

上若組が制作した「大凧」(写真提供=春日部市役所)

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 「春日部大凧(おおだこ)あげ祭り」の2枚の大だこに書かれる文字が「大凧」「昇龍」に決定し、2月25日に文字書きが行われた。

江戸時代から伝わる伝説や干支にちなんだ大だこ文字

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 江戸時代に始まった伝統行事「春日部大凧あげ祭り」。今年は5月3日、5日に開催する(両日が中止の場合は6日に開催)。

 大だこは縦15メートル・横11メートル。大だこ文字は一般公募53件の中から選ばれ、「大凧」「昇龍」に決まった。今年が「辰(たつ)年」であることや、同祭が開かれる西宝珠花地区に「火伏(ひぶせ)の龍」という江戸時代から伝わる竜の伝説があることから、大空へ駆け上がる竜のようにたこを揚げ、市の発展と隆盛を祈念する意味が込められている。小だこ文字は市内小学校5年生からの応募47件から選定し「復興」「未来」になった。

 25日9時から、庄和大凧文化保存会の上若組が「大凧」「復興」、下若組が「昇龍」「未来」などを制作。市民も文字書きや見学に訪れた。

 市環境経済部・ 観光振興課の山口歩さんは「祭りをゆったりと楽しんでもらえるように、また、祭り継続のための財源確保として、コロナ禍前よりも有料席を増やしている。プレミアム席として『テーブル席』と『ゆったりソファ席』がある。市内外からたくさんの方に来場してもらい、祭りが盛り上がったら」と話す。

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