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春日部・古利根川沿いで桜の花開く 例年より遅く、見頃は来週以降か

埼葛橋と八幡橋の間にある桜の木

埼葛橋と八幡橋の間にある桜の木

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 春日部市内で、桜の花が開き始めている。

「標本木」とされる桜の木は、ほころび始めた花も多い

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 春日部市内には、春日部市観光協会がガイドマップ「市内お花見スポットガイド」にまとめた桜の花見スポットが16カ所ある。花見スポットとして紹介を受けていないものの、地域では「古利根川沿いでは早く花を咲かせる」といわれている埼葛橋と八幡橋の間にある桜の木が3月27日、一足早く開き始めた。

 同協会がまとめた16カ所は、内牧公園、古隅田川沿い、八幡公園、古隅田川沿い(春日部中学校裏)、古利根川沿い(匠大塚春日部本店付近)、川久保公園、牛島古川公園、藤塚三本木公園、藤塚橋・古利根川沿い、会之堀川沿い・上根公園、一ノ割公園、せんげん堀川沿い、宝珠花・江戸川堤、中庄内排水路沿い、庄和総合公園、東中野ふれあい公園。

 春日部市観光協会の鈴木涼香さんは「埼葛橋と八幡橋の間の木は、観光協会としては『標本木』として開花の目安としている。ここ数年は開花が早かったが、ここのところの不安定な天気のせいか、これまで市内の桜の開花情報はなかった」と話す。

 市内では、同川沿いの桜の木から咲き始めることが多いという。鈴木さんは「いまかいまかと待っていた。このまま春らしい天気が続けば、1週間から10日くらいで市内の桜が見頃を迎えるのでは。開花が例年より遅いが、これから春日部の春を満喫してもらえたら」と話す。

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