春日部市藤塚の遠藤行雄さん宅のバラの庭園が5月1日から、オープンガーデンとして一般に開放される。
バラが好きで、日本庭園だった庭を洋風に改造してバラを育て始めた遠藤さんと妻の美香さん。6、7年前から庭をオープンガーデンとして開放。シーズン中には、市内、県外からも多くの人が訪れる。
昨年と同様に270種300本以上のバラや、バラ以外の植物も植えた。今年は、オープンガーデンの世界観を表現するようなアート作品も4カ所に設置。美香さんは「ヨーロッパの田舎にあるバラ園のようなイメージ。モルタルとバラは相性が良いので、モルタルで造形した」と話す。
開放前にもかかわらず、様子を見に来る人や、見頃はいつなのかを尋ねに来る人もいるという。美香さんは「昨年は早かったが、今年は例年通り。早咲きのバラは4月中旬辺りに咲き始めた」という。
見頃については、「気温により変わるが、5月1日ごろは早咲きのバラが見られると思う。バラは、咲く勢いがある時に見た方が見応えがある。さらに満開の時にも来てもらえると、咲いていなかった花が咲いたところも見られるので、遠方の方はあまり来られないかもしれないが、2回くらい見てもらえると、より楽しめると思う」と話す。
開放時間は6時30分~16時。オープンガーデンは5月19日までを予定。住所は非公開。