マルシェイベント「グローカルキッチン庄和」が「道の駅庄和」(春日部市上柳)で、7月20日・21日に開かれる。
主催は春日部市庄和商工会、共催は日パ技術交流協同組合(千葉県野田市)。同組合は、パキスタンに駐在経験がある人やパキスタンに関わりがある人で構成し、パキスタンを中心とした南アジアの人材紹介、人材育成を行う。
同組合管理責任者の加藤宏さんは「パキスタンには若年層がとても多い。海外に出て働きたい人も多いが、日本は人手が不足していることから、人材紹介などを行っている。パキスタンについて、いろいろなイメージを持っている人もいると思うが、良いところもある。イベントを通じて南アジアを見て感じて食べて知ってもらえたら」と話す。
イベントには春日部市や茨城県、千葉県にある飲食店など約10店が出店する。カレーや葉物やスパイスを使う料理「サグ」、野菜と肉を炒める料理「カラヒー」、米料理「ビリヤーニ」などを販売する。価格は500円から。パキスタンマンゴー、パキスタン製の衣類や特産品などもある。
同組合がイベントを行うのは今回が初めて。同組合理事の中谷慎一郎さんは「このような国際交流ができるイベントが、お互いの国を理解し合えるきっかけになれば。日本でいうカレーと、パキスタンのカレーは違う。フードを食べてもらえたら、カレーの概念が覆るかもしれない。本場の味を楽しんでもらえたら」と力を込める。
開催時間は9時~16時。入場無料。雨天決行・荒天中止。