春日部駅西口ふじ通りで12月2日、藤棚をライトアップする実証実験が始まった。
道路両側の歩道約1キロにわたり、「シロカピタン」「アカカピタン」「ムラサキカピタン」「クチベニフジ」「コクリュウフジ」「ムラサキナガフジ」「シロナガフジ」の7種類の藤が植えられている同通り。毎年4月ごろには藤の花が開花し、訪れる人々を楽しませている。
実証実験は、2025年の市制20周年を記念して藤棚をライトアップする案があることから始めた。藤棚を管理している道路管理課担当者は「この藤棚のフジは市の景観重要樹木に指定されている。ライトアップすることで樹木や花に影響があるかもしれないので来年に備え実験している」と話す。
全51棚のうちフジの造花を飾った3棚には、藤色のライト、白色のライト、ランダムに色が変わるライトをそれぞれ設置。同担当者は「市民にお気に入りの色を選んでもらうアンケートも行っている。回答を寄せてもらえたら」と話す。各棚に掲出した2次元コードから回答できるようにした。
ライトアップ時間は17時~21時。来年1月31日まで。