
庄和大凧文化保存会の上若組による「春日部大凧(おおだこ)あげ祭り」の大だこへの文字書きが2月23日、大凧文化交流センター「ハルカイト」体育館(春日部西宝珠花)で行われた。
同センターは、旧宝珠花小学校の跡地を活用し、地域住民の交流と文化や歴史の発信・継承を目的として昨年8月に開設。大だこの文字書きはこれまで、庄和大凧文化保存会の上若組が旧宝珠花小学校で、下若組が江戸川小中学校で同日に行っていたが、今年から同センターで2日間に分けて行う。
今年の大だこに書く文字は一般応募37点の中から、旧春日部市と旧庄和町の合併20周年を祝い、春日部市がますます発展するよう願いを込めた「春日部」「20周年」が選ばれた。子だこの文字は「希望」「発展」が選ばれた。
当日は9時ごろから文字書きを開始。上若組が大だこ「20周年」や子だこ「発展」などを制作し、市民をはじめ約50人が集まった。
庄和大凧文化保存協会会長の佐藤武夫さんは「今年の祭りは春日部市市制施行20周年記念事業でもある。皆さんの記憶に残る祭りにしたい。横浜の団体がビッグカイトを揚げに来場してくれるので、合わせて楽しんでもらえたら」と話す。
下若組の文字書きは3月2日に同所で行う。