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越谷にケーキ新店「メゾンドセラン」 店主「幸せな気持ちになってほしい」

(左から)マネジャーの内田智恵さん、店主の世良田理恵さん

(左から)マネジャーの内田智恵さん、店主の世良田理恵さん

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 ケーキ店「maison de seran(メゾンドセラン)」(越谷市赤山町1、TEL 048-606-4635)がオープンしてから3月18日で2カ月がたつ。

【関連画像】イチゴのタルト

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 ケーキやフィナンシェ、クッキーなどの焼き菓子を販売する。店舗面積は約10坪。ケーキはショートケーキや季節のケーキなどがあり、人気商品は「ショートケーキ」(550円)、「タルトシトロン」「ベイクドチーズケーキ」(以上650円)、「イチゴのタルト」(680円)など。

 店主は、幼少の頃からパティシエを目指したという世良田理恵さん。製菓学校を卒業して埼玉県内のケーキ店で働いた後、南フランスで1年修業した。帰国後に在日のフランス大使館でシェフパティシエとして勤務したこともある。

 世良田さんは「叔母の影響を受け、子どもの頃は一緒にケーキを作っていた。食べるのも好きだが、自分が作った菓子をみんなが喜んで食べてくれるのを見て達成感と喜びを感じていた。お菓子を食べて幸せな気持ちになり、お菓子に救われたこともある。お菓子の役割は人を幸せにすることだと思う」と話す。

 店名は、世良田さんのあだ名が「せらん」だったことから、フランス語で「せらんの家」という意味にした。ロゴも家をモチーフにし、「幸せを運ぶ」というチョウも配置した。「当店に来た人に幸せが運ばれる、という思いを込めた」と世良田さん。

 「オープンから2カ月、常連のお客さまが増えてきた。連日来てくれる人や商品ごとのファンもいる」と話す。「今後も常に丁寧な仕事を心がけ、お客さまに幸せな気持ちになってもらいたい」とも。

 営業時間は11時~18時。月曜・火曜・水曜定休。

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