
クラフトビール専門店「UNROCK Brew BASE(アンロックブリューベース)」(春日部市粕壁東3、TEL 090-5095-2558)が4月18日、オープンする。
春日部在住の田口昌延さん、洋子さん夫婦が、長く住んだ春日部駅東口を盛り上げたいという思いから開く。
併設する醸造スペースを含めた店舗面積は約15坪。店内は、地下室にある秘密基地をイメージして照明は暗めにし、珪藻土(けいそうど)や古材を使い落ち着いた色合いの壁や天井にした。ベンチやスタンディングカウンターを備え、最大で15人ほどを収容する。
醸造免許申請中のため、現在は2人が選んだ国内ブルワリーのビールを常時7種類用意し、なくなり次第入れ替える。価格は、330ミリリットル=800円~、473ミリリットル=1,100円~、飲み比べセット(165ミリリットル3種)=1,500円。フードは当面の間持ち込み自由とし、今後つまみを提供する予定。
コンセプトは「お疲れさまの一杯を」。洋子さんは「いろいろな場面でグラスを傾けられる、みんなが集まれる場所にしたいという思いを込めた」と話す。昌延さんは「クラフトビールならではの味、香り、色を楽しんでもらいたい。酒類醸造免許を取得したら、幅広い年齢層に喜ばれるような飲みやすく、麦芽の味を感じられるようなビールを醸造し、春日部に合う味を追求したい」と意気込む。