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「ノメンドブリュースタンド」が醸造開始 越谷初のクラフトビール醸造所に

仕込みに使ったホップを持つ、佐野明彦さん

仕込みに使ったホップを持つ、佐野明彦さん

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 越谷のクラフトビール専門店「NOMENDO BREW STAND(ノメンドブリュースタンド)」(越谷市弥生町1、TEL 048-400-2360)が2月7日、醸造を始めた。

仕込んでいる様子

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 昨年8月にオープンしたクラフトビール専門店で、佐野明彦さんが店主を務める。スタンドテーブルやベンチを備え、ビールの立ち飲みができるほか、つまみ8種も提供している。

 佐野さんは「昨年オープンしてから店は順調。気温が下がると売れ行きはあまり良くないものの、地域の常連さんはよく来てくれている」と話す。もともと佐野さんは、自分が理想とするビールを醸造したいと考えていたことから、店舗内に醸造施設を備え、昨年から醸造の研修や手続きを進めていた。

 1月24日に酒類醸造免許を取得。佐野さんは「越谷では初のクラフトビール醸造所と聞いた。初仕込みは、度数が低く、苦みも少ないものにする。ゆくゆくは8種類くらい造りたい。IPA(アイピーエー)を中心に、苦みが強いものなど、ここでしか飲めないようなとがったビールも造る」と話す。

 販売開始は3月上旬を予定。醸造したビールには、佐野さんの前職である歯科医師や、佐野さんの趣味であるランニングにまつわる名前を付ける予定。

 佐野さんは「とても楽しみ。クラフトビールの魅力を伝えていきたい」と意気込む。 

 営業時間は15時~23時(月曜・火曜は18時から)。水曜定休、日曜・祝日は不定期営業。

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