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越谷に立ち飲みできるクラフトビール専門店 ゆくゆくは醸造も

店主の佐野明彦さん

店主の佐野明彦さん

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 越谷にクラフトビール専門店「NOMENDO BREW STAND(ノメンドブリュースタンド)」(越谷市弥生町1、TEL 048-400-2360)が8月4日、オープンした。

3種飲み比べセット

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 さまざまなクラフトビールや軽食を提供するクラフトビール専門店。店舗面積は約12坪。スタンドテーブルやベンチを備え、最大で15人ほどを収容する。

 店主の佐野明彦さんは、前職の研修で訪れた新潟県で新潟駅クラフトビール館に行った際、クラフトビールに魅了された。「立ち飲みの雰囲気や、クラフトビールの種類が多いことにわくわくした。市販のビールと違って数え切れないほど種類があることや、味・香り・口に含んだ時に感じる香りであるフレーバー・ボディーの4点で楽しめるなど、楽しみ方も多い」と話す。

 クラフトビールへの思いや、独立開業したいという思いを8年ほど抱き続けた佐野さん。「コロナ禍で飲み会が減ったり、ZOOM飲みがはやったりしたが、リアルの方が楽しいと思っていた。多くの飲食店が閉店してしまったことも残念。自分が経験したわくわく感を感じてもらうことや、おいしいクラフトビールを通して楽しいひとときを過ごしてもらう場を作ろうと、開業に踏み切った」と話す。

 クラフトビールは国内や海外からピックアップし、最大で16種を用意する。サイズは「ハーフパイント」(240ミリリットル、680円~)、「レギュラー」(310ミリリットル、780円~)、「ワンパイント」(473ミリリットル、1,180円~)。現在は、加須麦酒、GORILLA BREWING、VECTOR BREWINGなど15種をそろえる。「現時点では、飲みやすいものを中心に集めているが、ゆくゆくは個性的なものもそろえていく」(佐野さん)

 現在、醸造免許取得に向け、研修に行ったり、手続きを進めたりしている。佐野さんは「クラフトビールは自由度が高い。ホップを多く使い、苦みがあるIPA(アイピーエー)をメインに醸造し、新しいIPAの形をつくっていけたら」と力を込める。

 「帰りがけやお出かけ前の1杯などに、おひとりさまでもふらっと気軽に来てもらえたら」とも。

 営業時間は15時~23時(月曜・火曜・金曜は18時から)。水曜定休。日曜・祝日は不定期営業。

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