
越谷のギョーザ店「北越ぎょうざ」(越谷市北越谷5、TEL 048-940-0939)が5月14日、季節限定商品「スナップエンドウギョーザ」と「タケノコギョーザ」の販売を始めた。
2015(平成27)年に開店した、永倉紀子さんが店主を務めるギョーザの持ち帰り専門店。店の理念は「自分の子どもに食べさせられるものを販売する」。
地元の農家を応援するために日頃から市内や近隣の農家5カ所から野菜を仕入れギョーザを製造。肉などの素材も可能な限り市内の業者から仕入れている。
季節限定商品を製造するようになったきっかけは、農家が作り過ぎた野菜を廃棄するのがもったいないと思ったことから。永倉さんは「当店が買い取ってギョーザに加工して販売すれば、大量に作ることもできるし冷凍して保存もできる。当店も無理なくできるし、お客さまも喜んでくれる」と話す。
5月はスナップエンドウとタケノコを使う季節限定ギョーザを販売。永倉さんは「自然栽培の農家さんは、気候により収穫時期がずれることがあるので、季節商品の販売時期はその年により変わるが、作物の収穫時期に合わせた方が断然おいしいギョーザが作れる」と話す。
「スナップエンドウのシャキシャキした食感を生かしている。ジューシーで甘みがあるので、ギョーザのあんとの相性もいい。さっぱりあっさりした味」とも。
夏にはシソやバジルを使うギョーザを販売する。永倉さんは「毎回季節のギョーザを楽しみに待っているお客さまもいる。物価高騰で厳しいが、地域に愛される店を目指し、農家さんとも共存していきたい。地域の農家さんの作物を使った商品を地域の人に買ってもらい、循環させていきたい」と力を込める。
価格は、スナップエンドウギョーザ=20個1,600円、タケノコギョーザ=15個1,600円。営業時間は11時~18時30分。月曜、火曜定休。