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春日部のパン店「ニコイチ」がビール使うパン クラフトビール店とコラボで

店主の大塚和さん

店主の大塚和さん

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 春日部のパン店「nico.1(ニコイチ)」(春日部市粕壁東3、TEL 080-4128-0251)が10月23日、クラフトビール店「赤沼ロマンブルーイング」(赤沼)とコラボしたカンパーニュ「赤沼ビアブレッド」の販売を始める。

【写真】カンパーニュの断面は薄茶色

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 2024年10月にオープンした同店は、食パン、フランスパン、総菜パン、菓子パンなど常時約40種を販売。春日部らしいオリジナル商品を作りたいと考えていた店主の大塚和さんは「他にはない特徴があるものを作りたかった。赤沼ロマンブルーイングのビールを飲んだらおいしくて、ビアブレッドを開発することにした」と話す。

 商品開発には1年を費やした。パンの仕込みに使う水分は、市内で栽培した赤米を使うビール「あかロマン」「くろロマン」のみ。大塚さんは「赤沼ロマンブルーイングの定番4種を使い、いろいろな組み合わせを試して決めた。水分がビールだけなのは、ビールの味の特徴を出すため」と話す。赤沼の土地から春日部の特産品「麦わら帽子」を想起したため、麦わら帽子の形に近いカンパーニュを選んだという。

 「食感はもちもちしてやわらかく、後味にはホップを感じる。焼いても焼かなくてもいいが、あっさりした食べ物よりも、チーズやホワイトソースを使う料理、生ハムやローストビーフ、ローストポークなどの肉系が合う」とも。

 価格は、ハーフ=400円、ホール=700円。開店1周年記念として10月23日・25日に販売し、その後は月に1回程度販売する。

 営業時間は8時~18時(土曜・祝日は8時30分から)。日曜、第1・3・5月曜定休。今月18日・19日に開かれる「春日部商工まつり」の赤沼ロマンブルーイングのブースでも販売する(価格は異なる)。

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