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越谷にシェアオフィス「OFFICE803」 「起業や副業の後押しできたら」

井橋さん。リノベーションしたオフィスの入り口

井橋さん。リノベーションしたオフィスの入り口

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 シェアオフィス「OFFICE803」(越谷市越ヶ谷3、TEL 048-940-8676)が6月1日、旧日光街道沿いにオープンした。運営は「まちづくり越谷」。

窓が大きく明るい室内

 「まちづくり越谷」の井橋潤社長は、金物店「釘清商店」の8代目として生まれた。「サラリーマンとして働いていたが、1998(平成10)年に家業を継ぎ、金物店を営みながら青年会議所などで、市やまちづくりについて学んだ」と振り返る。

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 店主の高齢化や減らない空き店舗を見ていて「誰がまちづくりをしていくのか」と自身に問い、「自分の商売だけではなく、自分の地域は自分で守り、上向くような活動をしたいと思った」と井橋さん。まちおこしのためのイベントなどソフト事業を手掛け、さらにハード事業も行いたいと思っていたところ、1キロほど続く商店街の真ん中にある、20年以上空き店舗だった場所を活用してほしいという申し出があった。

 住民に広くアンケートなどの調査した後、2016(平成28)年12月に「CAFE 803」をオープンした。「コーヒーやパンを提供するだけではなく、ワークショップも多く行っている。新しい出会いや、イベントや新店などの有益な情報が手に入るような仕組みにした」と井橋さん。カフェを運営していく中で趣味をビジネスにしたいと考えている人が多いと実感し、副業や起業の後押しや受け皿としてシェアオフィスを開くことを決めた。

 仕事や勉強、パソコンなどの作業のために利用でき、必要な時だけ利用するドロップインは、テーブル・カウンター席(4時間)=500円、ブース席(4時間)=1,000円。1カ月単位でブース席が利用できるマンスリータイプは入会金1万円と、月額2万5,000円。プリンターやホワイトボード、給湯設備などもある。

 「カフェに来るような感覚で来てもらえたら。今後はものづくりなど、さまざまな分野での個人ビジネスの後押しをしていきたい。企業や店とのマッチング、勉強会やセミナーも行うので、次のステップへの足掛かりとしても使ってもらいたい」と話す。

 6月28日には、企業の経営者や企画担当の人と地元のさまざまな分野のデザイナーをマッチングさせるイベント「越谷デザイナーズバー」を開く。開催時間は19時~21時。参加費は1,500円(2ドリンク・軽食込み)。

 営業時間は9時~18時。マンスリー利用者は24時間利用できる。

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