「春日部夕涼みフェスタin公園橋2019」が8月17日、古利根公園橋・古利根公園橋親水テラスで行われ、イベント内では「公園橋で愛を叫ぼう」という企画も行われた。主催は春日部商工会議所青年部。
「公園橋など地域資源を活用した地域活性化や、子どもたちが大人になった時に思い出となるような心に残るイベントを作りたい」という思いから始まり、今回で7回目を数える。
15時からは古利根川でボートの遊覧や、カヤック体験が行われた。飲食店は、「からあげ 光苑(こうえん)」「春日部藤源郷」「たこ焼き なべ三」をはじめ地元から13店と、茨城県下館市から「下館まぜそば倶楽部(くらぶ)」も出店した。
今回はイベントテーマを「みんなの愛を公園橋でつなごう」とし、来場者の一生の思い出になるようにとステージ企画「公園橋で愛を叫ぼう」も用意した。「普段言葉にしないような地元愛や趣味への愛など、自分で持っている愛を叫んでもらいたいと企画した」と実行委員長の飯山直生さんは話す。
会場にいる子どもの名前や「大好きだよ」「愛してるよ」と叫ぶ父親や、自分の好きな食べ物「いちご」「みかん」などと叫ぶ子どもも。8月7日から春日部市に移り住んだ小林直登さんは「彼女と一緒になることは決まっているが、きちんとプロポーズしていなかったので、今回しようと思った」と緊張している様子でステージに上がった。
会場内にいた竹内千夏美さんをステージに呼び、「これから新たなスタート。必ず幸せにします」と伝えると、竹内さんは突然のプロポーズに驚いた様子だったが「お願いします」と答え、笑顔とともに涙を見せた。その後ステージ上では「CAN YOU CELEBLETE」が演奏され、会場に居合わせた人たちとともに二人を祝福した。
イベントのフィナーレを飾ったのは古利根公園橋の向いにある春日橋からの「ナイアガラ花火」。例年に加え種類や本数が増え、観客からは「すごい」などの感嘆の声と拍手が起こった。