越谷産の野菜を使ったカップカレー「K Curry」が、越谷の地域メディア「KOSHIGAYAZINE(コシガヤジン)」のプロデュースで販売されている。
越谷で活躍している人のインタビュー記事やまち作りなどについての情報を配信している地域メディア「KOSHIGAYAZINE(コシガヤジン)」。編集長の青野祐治さんは「農家の方や地域のプレーヤーなど多くの方と出会い、さまざまな思いを聞いていた。都内などでも作られているカップカレーからヒントを得て、越谷産の野菜を使ったカレーを作り、一つのメディアとして越谷のストーリーを表現したいと思った」と話す。
「プロジェクトメンバー3人で試作した。スパイスの調合から始め、約3カ月かかった。現在は新メニューのバターチキンカレーも試作中。料理のプロではないが、地産地消を伝えたい。これは自分たちのチャレンジでもある。本業を持ちつつみんなで週末に集まってカレーを作るのも楽しい」と笑顔を見せる。
市内の農家が生産した越谷産のネギ・ホウレンソウ・ニンジン・タマネギ・トマトなど旬の野菜や卵などを使う。「メンバーのお母さんが作るおいしいキーマカレーを目指して作っている」と青野さん。市内で7月20日からイベントなどで販売し、9月・10月は毎週日曜に蒲生WAnest(越谷市蒲生茜町)でポップアップ店舗として販売していた。
「11月からは月に一度、市内各所で販売などのイベントを開く予定」と青野さん。メニューは、カップカレー(Mサイズ、770円)、(Lサイズ、1,000円)、かけジャムのソーダ水(450円)、野菜をペースト状にした商品を使った「やさいクリーム&ペンネ」(650円)など。
青野さんは「食の循環ができたらいい。市内の学校などとコラボするなどして若い層に発信したり、オンラインだけではなく一緒にカレーを作るイベントや移動販売をしたりしてリアルでの交流もしていきたい」と意欲を見せる。
11月24日に新越谷パンドラ(越谷市南越谷1)でのイベントでも販売する。