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越谷にシフォンケーキ新店「よつば」 支えられた地域への恩返しも

店主の吉村洋子さん

店主の吉村洋子さん

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 越谷市にシフォンケーキ店「シフォンケーキの店 よつば」(越谷市宮本町3)が4月1日、オープンする。

クランベリー、紅茶、バナナのシフォンケーキ

 料理教室に6年ほど勤め、料理教室のアシスタントやパンの講師などをしていた店主の吉村洋子さん。「現在シングルマザーで子どもが4人いる。3月に特別支援学校高等部を卒業した次男が1人で歩くことができない重度の身体障がいと、意思疎通が難しい知的障がい。これまではデイサービスを利用していたので働くことができていたが、これからは違う働き方をしなければならなかった」と吉村さん。

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 以前シフォンケーキ店を開いていた知人からノウハウを教えてもらい、シフォンケーキ店を開くことにしたという。「シフォンケーキが好きなこと、近隣にはシフォンケーキ店がないことから決めた。店の近隣に住んでいるが、飲食店が少ない。人が集まれるような場所も作りたいと思っていた」と話す。

 店の看板や内装、チラシの制作などは近隣の方や知人が手伝ってくれたという。「地域に支えられてここまで来た。近所の女性が庭を耕してくれるなど、ここは人が温かい。多世代が交流できる場にしたい。引っ越ししてきたばかりなどで近所に知り合いがいない方もいると思うが、そういう方の話し相手などにもなれたら」

 「家族に障がいがある人がいる場合、抱え込んでしまうこともある。そんな方と話をして、少しでも気持ちが楽になってもらえたらとも思う」と笑顔を見せる。

 10種ほどあるメニューは、「プレーン」「紅茶」「ラムレーズン」「レモンピール」「抹茶」、1切れ各220円(税別)。国産小麦、卵などを使い、ベーキングパウダーは使わない。「シフォンケーキにベーキングパウダーを使うところが多いと思うが、卵だけでもちゃんと膨らむ。母として、不要なものは省き安心安全な商品を作りたい。フワフワしているだけではなく、しっとりして、シルクのような舌ざわりとなっている」

 ゆくゆくは、隣接するコーヒー店「豆工房コーヒーロースト オリティエ」のコーヒーも一緒に提供できるカフェにしていきたいと言う吉村さん。「パン教室もできたら。自分1人ではなく、周りの人が協力してくれた店だから、これから頑張っていきたい」と力を込める。

 営業時間は10時~16時。売り切れ次第終了。月曜定休。