春日部市は新型コロナウイルス感染症の対応のため、5月1日から市内医療機関で診察後に必要と判断された場合に受診できる「発熱外来」を開設する。春日部市医師会の協力により行う。
「発熱外来」となる、市役所第二別館1階にある市の小児救急夜間診療所
春日部市では、新型コロナウイルス感染症の感染者が27人(4月27日時点)いる。感染症指定医療機関である春日部市立医療センターは陽性患者の受け入れ対応をしているが、軽症者や検査結果が出ていない患者への対応負担を緩和するため、発熱外来の開設を決めた。
市内医療機関で診察を受け、医師が必要と判断した場合に医療機関が同外来の診療を予約する。同外来では簡単な問診とPCR検査を実施する。診療場所は、市役所第二別館1階にある市の小児救急夜間診療所で、一般来庁者との動線を分けるため、遮へい物を設置する。
健康保健部健康課担当者は「発熱外来は市内医療機関の負担緩和を目的の一つとしている。市内医療体制維持のためにも、まずはかかりつけ医に相談・受診するようにしていただくようお願いしたい」と呼び掛ける。
診療時間は平日13時~15時(体制が整い次第、状況によっては午前中も対応する)。6月30日まで(状況により延長)。
問い合わせ先、健康保健部健康課(TEL 048-736-1111)。