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春日部の子ども食堂、不要マスク募集に1000枚以上 学校再開に向け

志村酒店の店頭にある回収箱。(左から)志村美智子さん、春日部子ども食堂ひなたの石川眞梨子さん

志村酒店の店頭にある回収箱。(左から)志村美智子さん、春日部子ども食堂ひなたの石川眞梨子さん

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 春日部の「かすかべ子ども食堂ひなた」(春日部市大場、TEL 048-884-8583))が、小中学校再開に向け必要な家庭にマスクを届けようと、市内の飲食店などの協力の下、不要マスクを回収している。

志村酒店の「子ども店長」も応援

 両親が共働きで忙しい子どもや居場所を必要としている子どものために、食事と居場所を無料提供していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月最終週から活動を休止している。「今できることを」と、市内の企業や個人などに呼び掛け集めたマスクと菓子を4月5日に無料配布していた。

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 運営するNPO法人「地域子ども共育ステーション」代表理事の猪狩氷青(いがりひょうせい)さんは「マスクは市内でも販売され始めたが、余っているマスクを集めて、マスク不足で悩んでいる、子ども食堂ひなたを利用している皆さんに届けたいと思い企画した。この活動を通して、地域の方々が協力し合って生活していくきっかけになればと願っている」と話す。集めたマスクは小中学校再開に向け、31日に配布会を行う。

 マスクは未開封が条件。マスクの回収箱が市内の店、「志村酒店」(春日部市備後東2)、「Chinese restaurant けいらく」(粕壁1)、「もつ焼きいしん」(中央1)、「みどりスーパー」(米島)などに設置してあり、5月22日現在で1000枚ほど集まっているという。

 同企画のアイデアを出したという「志村酒店」の志村美智子さんは「こんな時期だから何か力になりたいと思っていた。マスクが余っている家庭もあると思うので、不要なマスクを集め、必要な人に届けられたらと思い付いた。今までいろいろな活動している子ども食堂ひなたなら、届けてくれると思った。当店だけではなく、ほかの市内の店でも皆何か協力したいという思いから回収箱を設置していると思う」と話す。

 募集期間は5月27日まで。31日には集まったマスクを必要とする家庭を対象に無料配布する。