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春日部の子ども食堂がマスクや菓子を無料配布 「必要な人に届けたい」

配布は駐輪場で行われた。代表理事の猪狩氷青さん(右)

配布は駐輪場で行われた。代表理事の猪狩氷青さん(右)

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 春日部のNPO法人「地域子ども共育ステーション」が運営する「かすかべ子ども食堂ひなた」(春日部市大場、TEL 048-884-8583)が4月5日、マスク約250枚と菓子を無料配布した。

集まったマスクや菓子の数々

 両親が共働きで忙しい子どもや居場所を必要としている子どものために毎週水曜、「かすかべ子ども食堂ひなた」として食事と居場所を無料提供していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月最終週から活動を休止していた。

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 代表理事の猪狩氷青(いがりひょうせい)さんは「これまで何があっても継続することをモットーとしてきて、どうにか続けることができないか検討したが、子どもたちやボランティアの皆さんを守るために休止を決めた。始めて4年になるので、今は毎週水曜になると思い出し、悔しさと寂しい思いでいっぱいになる」

 「食堂で、皆と一緒にご飯を食べたりできないのなら、せめてみんなの元気な顔を見る方法がないかと、今できることを考えた。子ども用マスクも不足し苦労している親御さんもいると思うし、休校で友達と会えないストレスなどの気分転換にお菓子も配布することにした」と話す。

 市内の企業や個人などに呼び掛けマスクや菓子を集めた。中学生までの子どもとその保護者、1家族に5枚のマスクと菓子を配布。事前のSNS告知では、取りに来る際はできる限りマスクを着用し、とどまらずにすみやかにその場を去るようにするなど感染拡大防止対策を案内した。配布スタッフもマスクを着用し、消毒スプレーを適宜使いながら配布した。

 猪狩さんは「追加でさらに多くの菓子を頂いたが、全て配布した。マスクが一番喜ばれたようで、必要な子どもたちに少しでも届きうれしい。「みんな、ひとりじゃないんだよ」というメッセージも込めたこの企画で、この食堂が必要な人に、居場所があることを知ってもらえる機会ともなれば」と笑顔を見せる。