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越谷の「小さな」かき氷店2周年・自宅駐車場にキッチンカー、記憶に残る店に

店主の和賀誠さんとキッチンカー

店主の和賀誠さんとキッチンカー

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 かき氷店「天然氷の小さなかき氷屋さん 和~なごみ~」(越谷市平方、TEL 048-978-5710)が7月1日、2周年を迎えた。

日曜日に提供する、店内用の「スペシャルメロンちゃん」

 店主の和賀誠さんは、かき氷店を開いた知人の手伝いをしたことをきっかけに店を開いた。「かき氷を提供するなどの接客をしていたが、提供時に『うわーすごい』と言われたり、写真を撮ったり、子どもたちが『おいしいおいしい』と喜ぶ姿を見て、自分もやってみたいと思った」と振り返る。

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 手伝いをした店主が自宅を改装して店を運営していたことから、和賀さんも自宅の駐車場にキッチンカーを設置し、2018年(平成30)年7月1日に店を開いた。「イベントなどがあれば出向くが、それ以外はここで営業している。キッチンカーなのになぜ回らないのか聞かれることもあるが、ここに来ればこれが食べられるというお店を作りたかった」と和賀さん。

 メニューは純氷と、天然氷が選べる。天然氷は、自身が出会った山梨県北杜市にある「蔵元 八義(やつよし)」のもの。「蔵元を訪ねた時、素人の自分が話を聞いても、いろいろなことを親切に教えてくれた」という。2週間ほど時間を掛けてゆっくり凍らせて作る天然氷は、不純物が少なく固い。

 店を開いたばかりの時は氷の扱いに苦労したという。「氷の管理に慣れるまでが大変だった。貯蔵庫に入れているが、削る前に氷の状態を見てから削っている。氷の温度管理がうまくできず、あと30分待ってくださいと頭を下げたことも。かき氷機で削って出てきた氷を見て、刃の出具合や高さを調整する」と話す。

 「削った後に、きれいに盛るのも大変。盛りすぎるとふわふわ感がなくなる。シロップとのバランスが大切。理想のかき氷はシロップを掛けた時に沈まない。常に完璧なかき氷を作りたいと思っている」と力を込める。

 メニューは12点ほどで、旬の果物を使う。朝、メロンを潰してシロップを作る「生メロンちゃん」、注文が入ってからキウイを潰してシロップを作る「生キウイちゃん」、マスカルポーネと練乳を合わせた練乳やコーヒーなどと、仕上げにフロマージュクリームをかける「ティラミス」(以上750円、天然氷の場合はプラス100円)などがある。

 「お客さんと話をして、笑顔を見るのが好き。笑ってくれるとうれしい。駄菓子を食べると、子どもの頃を思い出して懐かしさを感じるように、うちのかき氷を食べたことをいつか思い出してもらえるような、あそこでよく遊んだよねと昔を振り返ってもらえるような店にしたい。住宅街にあるので、『何度来ても場所が分からなかった』と言われることもあるし、雨にも風にも弱いお店なのに来てくださるお客さん、口コミで広げてくれるお客さんがいて感謝している」と笑顔を見せる。

 営業時間は日曜の11時~17時。新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から、現在は電話予約のみ。日曜以外の午後に営業する場合は予約不要。(営業情報はツイッターで配信する)。