春日部市の花「藤」の花の見頃に合わせて藤にまつわる写真などが4月17日から、春日部市内の4駅で掲出されている。主催は東武鉄道春日部駅。
撮影スポットとして装飾した場所。東武鉄道春日部駅の谷田貝淳駅長
春日部駅では3月24日~4月4日まで、市民が運営する「まちなかツナガルプロジェクト」の企画として、市民が撮影した桜の写真82点に同駅職員が桜の花びらなどを貼り装飾したものをポスターボードなどに掲出した。
東武鉄道春日部駅駅長の谷田貝淳さんは「立ち止まって写真を見ている方や、『ポスターではなく、このような飾り方も良い』などの声をいただいた」と振り返る。
今回は市民が撮影した写真をはじめ、藤の花や藤にちなんだ写真116枚を、春日部駅・北春日部駅・武里駅・一ノ割駅に分けて掲出。駅職員が手分けして、折り紙で藤の花を折るなど装飾を施した。
谷田貝さんは「『藤まつり』などのイベントが中止となったが、それでもきれいな藤の花は咲く。せっかくなので皆で見ましょうと呼び掛けたかった。自分の街の良さをもっと知っていただき、楽しんでいただければ」と話す。
「駅巡回時に、立ち止まって見ている方を見掛ける。街を散策するきっかけにともなれば」とも。
今後も駅構内の掲示板などを使い、市のさまざまな情報を発信しいていく予定だという。
掲出は5月5日までを予定。