県営公園「春日部夢の森公園」(春日部市下大増新田)が10月1日、部分開園した。
管理棟、活動広場、芝生広場、築山(つきやま)、駐車場から成る公園。全体面積は約16ヘクタールで、公園の南側約7.9ヘクタールが部分開園する。
埼玉県は2015(平成27)年から、春日部市下大増新田地内で、「みどりの少ない都市部において『みどり再生』のシンボルとなる『新たな森』を創出する」をコンセプトに、公園事業を開始。2019年からは、同園内で近隣の小学生らが、ドングリから育てた苗木の植樹をしたり、生き物や植物を観察したりするなどの森づくり活動を実施してきた。
公園スタジアム課公園事業担当者は「植樹に参加することで社会参加にもつながる。森づくりを通じた『人と自然』『人と人』の関わりを促進し、持続的なライフスタイルや生き生きとした地域社会の創出を目指す。県民協働により、地域に愛される森の創出を目指しているので、植樹に参加する企業や団体を募集している」と話す。
広場やジョギングコースは自由に利用できる。管理棟にあるサークル室は有料。