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越谷・イオンレイクタウンにフェムテックの期間限定店 商品150点やアプリも

byeASU店舗

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 フェムテック専門のポップアップストア「byeASU(バイアス)」が、イオンレイクタウン(越谷市レイクタウン4)kaze2階にオープンして1カ月がたった。

店内をカテゴリーごとにゾーニングした

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 イオンモール(千葉市美浜区)と双日インフィニティ(東京都港区)の共同事業。フェムテックとは、女性の健康課題をテクノロジーで解決する商品やサービスを指し、同店では生理ケア、デリケートゾーンケア、セクシャルヘルスケア、妊活サポート、メノポーズケア、マタニティー・チャイルドケア、ゆらぎケアの7カテゴリー23メーカーの商品約150点を取り扱う。

 イオンモール海外リーシング部部長の八幡めぐみさんは「当社は地域・社会の抱える課題に応える『ソリューション・カンパニー』であることを目指している。当社のお客さまも従業員も女性が多いことから、フェムテックについて研究していたところ、双日インフィニティも同じことに注目していたため、一緒にコンセプトや商品を考えるなどの共同事業に至った」と経緯を明かす。

 「まだまだ、女性の健康課題についての認知が広がっていない中、フェムテック店舗は都市部中心の展開が多く、ECサイトではリアルに商品に触れることができない。当社のモールは郊外に立地しており、お客さまに身近に感じてもらえる場所で商品を試したり相談したりできる場があると、より社会的にも認知が広がるのでイオンモールで展開する意義がある」とも。

 内装は、女性をターゲットとしているものの、カップルやファミリーでも入店しやすいようにナチュラルなイメージにした。店内を7カテゴリーにゾーニングし、商品だけではなく、女性の悩みに関連するさまざまなアプリやサービスも紹介している。

 デリケートゾーンケア、生理ケアの商品が特に人気。来店客の多くは10代後半~60代で、全てのカテゴリーの商品を見ていくという。八幡さんは「商品や、商品の使い方についての質問も多いと聞いている。実際に試着できる商品もある。気軽に入店し、手に取るなどして、自分に合ったものを見つけてもらえたら」と話す。

 実証実験として期間限定で出店する。「どのような商品が売れるのか、どのようなお客さまの声があるのかなどを分析し、ゆくゆくは全国のイオンモールに展開していけたら」と力を込める。

 営業時間は10時~22時。8月31日まで。

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