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無形文化財「西金野井の獅子舞」 伝統芸能受け継ぎ児童が披露

南桜井小学校伝統芸能クラブが披露する「芝舞」

南桜井小学校伝統芸能クラブが披露する「芝舞」

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 春日部市庄和児童センタースマイル庄和(春日部市金崎)で1月23日、「南桜井小学校伝統芸能クラブ」の児童たちによる獅子舞が披露された。

篠笛とささらを演奏する児童ら

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 江戸時代中期より踊り継がれ、県の無形民俗文化財に指定されている「西金野井の獅子舞」。8年前、南桜井小では、「この伝統芸能を若い世代に伝えたい、継承していってほしい」と、獅子舞を踊る伝統芸能クラブを作り、西金野井の獅子舞保存会に教えてもらいながら練習を重ねている。

 獅子舞披露は、その姿を少しでも多くの子どもや地域の人に知ってほしいと、スマイル庄和と庄和図書館が企画・主催して行われた。出演したのは、4年生3人、5年生8人、6年生4人の計15人。太鼓・篠笛・ささらで伴奏し、五穀豊穣を願う「芝舞」と、刀を振りかざし、地区に悪霊が入ってこないように、入っていたら追い出すという「辻斬り」の2演目を披露した。

 同クラブに入って10カ月目の松島雪乃さん(5年)は「春日部の伝統を守りたいので始めた。意外と楽しい」と話し、母親と観覧していた山本詩子さん(5歳)と小野愛月さん(5歳)は、「難しそうだけど、面白かった。やるなら太鼓をたたきたい」と話していた。

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