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春日部に焙煎機備えるカフェ 「ボーダーカフェ」が市内に姉妹店

中村隆之さん(一番左)とスタッフ

中村隆之さん(一番左)とスタッフ

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 「BORDER CAFE ROASTERY(ボーダーカフェロースタリー)」(春日部市粕壁東3)が8月8日、オープンする。

広々とした2階のイートインスペース

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 2016(平成28)年、越谷でオープンし、2021年に春日部に移転したカフェ「BORDER CAFE」(粕壁東1)の姉妹店。豆の焙煎(ばいせん)機を備え、コーヒー豆、コーヒー器具、食器をメインに販売し、飲食も提供する。

 もともと手芸店で15年ほど空き店舗だったビルを借りた。1階は提供カウンターがあり、商品を並べるなど物販をメインとし、2階はイートインスペース。店舗面積は、1階・2階合わせて約90平方メートル。1階はカウンター席とベンチ席合わせて10席、2階はソファ席とベンチ席があり約14席を備える。

 社長の中村隆之さんは「最初にカフェを始めようと思った時、お客さまに最高のサービスを提供する場所を作ろうと思い、今もその思いを持ち続けている。カフェを運営していく中でコーヒーについての造詣が深まり、焙煎した豆も提供したいと焙煎を2年ほど学んだ」と話す。

 「コーヒーは豆の種類も、楽しみ方もたくさんある。お客さまにカジュアルに、コーヒーをいれて楽しむ時間を提供したいと思い、コーヒー専門店の要素を強くした店をつくった。コーヒーに興味を持った人が一歩踏み込めるような場所にしたい。ブレンドコーヒーやスペシャルティコーヒーをはじめとして、昔ながらのビターなコーヒーも提供していく。パンは朝食向けのハード系やロールパンがメイン」とも。

 コーヒー豆は「ハウスブレンド」「パーティーブレンド」(以上100グラム、750円)やシングルオリジンなど全6種を販売する。ドリンクは「ハウスブレンド」「パーティーブレンド」(同480円)や「シングルオリジン」(500円)、「カフェラテ」(470円)。カフェラテはソイラテ(無料)、オーツミルク(55円)に変更できる。スイーツは「チーズケーキ」(580円)、「チョコクロワッサンドーナツ」(390円)、「マフィン」(330円)などがある。

 中村さんは「当店を文化の発信地にしたい。コーヒーをいれる時間を大切にしたいので、いれ方などのワークショップも開いていく。コーヒーの可能性を引き出し、コーヒーで生活に潤いや豊かさを提供できたら」と力を込める。

 営業時間10時~18時。月曜定休。駐車場は4台。

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