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春日部の老舗和菓子店「青柳」が市内の衣料品店とコラボ 市内産イチゴ使う

(左から)小川晴美さん、サトシさん

(左から)小川晴美さん、サトシさん

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 和菓子店「御菓子司 春日部 青柳」(春日部市粕壁東1、TEL 048-752-2147)が1月18日、衣料品店「RUDIE'S LOCAL SHOP(ルーディーズローカルショップ)」(中央1)と観光イチゴ園「ヒロファーム」(武里中野)とのコラボレーション焼き菓子「かすかべさんじ」の販売を始める。

練乳やバターが入った生地に包まれたイチゴあん(関連画像)

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 1900(明治33)年創業の和菓子店。桜餅や草餅、柏餅など季節の和菓子や、春日部市赤沼産の赤米を使った赤米道明寺などの和菓子を販売する。

 春日部駅周辺を中心とした情報を提供する情報紙「NEXSPRESS(ネクスプレス) R30/40」のVol.21の地元店紹介ページで、「ルーディーズ」のデザイナーサトシさんと「青柳」が取材を受けたことをきっかけに、コラボ商品を作る話が浮上。サトシさんは「これまでも縁があった青柳さんと、新たに春日部の土産になるようなものが作れたらと思った」と話す。

 「ヒロファーム」のイチゴを合わせた小豆あんを、埼玉県産の小麦を使った生地で包んだ焼き菓子で、サトシさんが制作した。「商品名は3時のおやつに食べてほしいという思いから付けた」(サトシさん)

 「青柳」店長の小川晴美さんは「商品開発の前に商品名を聞き、『楽しそう、コラボして春日部を元気にできるようなものが作れたら』と思った」と話す。「せっかくなので、他の商品でも使っているヒロファームさんのイチゴを使った。生地には、イチゴあんに合うように練乳やバターを入れている」とも。

 サトシさんは「老舗の味にポップなデザインをミックスした。幅広い年齢層の人に食べてもらえたら」と力を込める。

 価格は175円。営業時間は9時30分~19時。水曜定休。

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