「まちづくり越谷」(越谷市越ヶ谷3、TEL048-940-8676)が、越谷市内の飲食店テークアウト情報を検索できるウェブアプリ「越谷テイクアウトMAP」を4月18日に公開した。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、越谷市内でも営業時間短縮や営業を自粛する店が多く、外食産業が冷え込んでいる。同社は市内のテークアウトやデリバリーを実施している店の情報が見られるアプリを開発した。
代表の井橋潤さんは「業種に限らず打撃を受けているが、飲食店は特に厳しい状況。何か力になれることが無いかと模索し、アプリ開発に至った。即効性が必要な取り組みである上、随時店を追加できるためこのような形式にした。まだ構築中ではあるが、徐々にブラッシュアップしていく」と話す。
「地域活性化がわれわれの使命。消費につなげる地域ポイント事業の普及にも力を入れているが、このようなアプリもわれわれの会社のできること。まちの発展や市民へのコロナ対策の一環にもなると思っている。安全な消費につなげていければ」と力を込める。
フェイスブック・ツイッター・インスタグラムなどのSNSでアプリの情報を拡散している。現在51店を掲載(4月22日11時現在)。
アプリはパソコンやスマートフォンでダウンロード。検索画面でテークアウト店を検索し、飲食店経営者や閲覧者が店を登録希望の場合は、アプリ内の「掲載希望」ボタンを押し、フォームに入力。同社が内容確認し、店の承諾を得れば掲載となる。
同社では現在、当アプリを使ってテークアウトメニューを購入する際に利用できるクーポンも検討している。