業績悪化が続く大塚家具(東京都江東区)が、創業の地であり、かつて春日部ショールームがあった春日部市中央1丁目の土地と建物を売却した。売却先はネット通販を手掛けるマキコーポレーション(越谷市)。両社が12月6日、発表した。
大塚家具は1969(昭和44)年、春日部市内で創業。1997年に春日部ショールームを開設した。家具や照明などまで多くの商品を展示し、店舗面積は1万772平方メートルの大型店だったが、今年5月27日に閉店していた。
売却した土地の面積は662.74平方メートル、建物は共有部分(2577平方メートル相当)で、売却益は2億1,800万円。売却契約締結と物件引き渡しは12月7日を予定。