春日部出身のピン芸人永井佑一郎さんが6月9日、自身のSNSで春日部のライブハウス「エバーチャイルド」(春日部市中央2)で8月22日にライブを行うと発表した。
1998(平成10)年デビュー。地元の友人、鈴木大介さんと「餃子(ぎょうざ)会館」というコンビ名で活動し、2000(平成12)年ごろに解散。その後はピン芸人として活動し、2006(平成18)年ごろからテレビ番組「エンタの神様」で「アクセルホッパー」としてブレークした。
芸歴は24年で、芸人のほか、「リズムプランナー」としてリズムを提供し、結婚式でのオリジナル登場曲制作をはじめ、洋服のデザインなども行う。今月1日に、自身のツイッターやインスタグラムの動画で5月31日をもって吉本興業を退所することを発表。動画の中では、「芸人は辞めナイツ」と発言していた。
永井さんは「自分は一発屋ならぬ0.5発屋だと思っている。小学校4年生から21歳まで春日部で過ごした。地元が好き過ぎた。悪ふざけをすることもあったが、それも楽しかった。そこでお笑いの原型ができたと思う。芸人として全国に通じるのか試したかったのでこの世界に入ったというのもある」と振り返る。
「春日部でライブを行うのは8年ぶり2回目。自作の『音吉』という歌をセルフカバーし、歌詞を変えて、春日部への思いを伝える『拝啓 春日部さん』として発表する。地元で、好きな春日部。こんな時代だからパワーを与えることができたら」とも。
同日に2つのライブを行う。「ピンピン!ピピン!」では「アクセルホッパー」として出演し、ほかの芸人も出演。「拝啓 春日部さん」では、永井佑一郎単独ライブとして自身のさまざまなネタを披露する。どちらも6月10日の0時から永井さんのホームページで予約受け付けを始める。
「ピンピン!ピピン!」は16時15分開場、16時30分開演の60分ライブ。前売り=2,000円、当日券=2,500円。「拝啓 春日部さん」は18時45分開場、19時開演の90分ライブ。前売り=3,000円、当日券=4,000円。定員は各30人。