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越谷のコミュニティーカフェ「CAFE 803」が5周年 「まちに愛着持ってほしい」

カウンターの上部には黒板があり、商品や思いについて書かれている

カウンターの上部には黒板があり、商品や思いについて書かれている

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 コミュニティーカフェ「CAFE 803(はちまるさん)」(越谷市越ヶ谷3、TEL 048-965-1803)が12月8日、5周年を迎えた。

好きなパンが選べ、メイン料理、副菜などが日替わりのランチセット

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 2016(平成28)年にオープンし、パンやコーヒーをはじめランチセットなどを提供する同店。カウンター3席、テーブル・ソファ席20席、座敷席8席、レンタルキッチンなどを備える。

 オーナーの井橋潤さんは「商店街活性化を目的として創業した。新町商店会の真ん中に位置する場所に店を開けば、店の行き帰りにほかの店にも寄ってもらえるのではと思った」と経緯を明かす。

 店ではワークショップも定期的に行うほか、まちの情報を黒板などに掲出している。井橋さんは「単なる店ではなく、まちのインフォメーションセンターとしてや、ワークショップ・料理教室に参加するなどいろいろな目的で訪れてもらいたい」と話す。コーヒー1杯で朝から長時間パソコン作業をする客もいるといい、「Wi-Fiも完備しているし、電源もあるので長居してもらっても構わない」とも。

 飲食メニューは「あっさりコーヒー」(352円)や紅茶などソフトドリンクがあるほか、パンは「シナモンロール」(220円)、「カレーパン」(198円)などの定番商品をはじめ、季節限定など、常時30種ほどがある。ランチセットは、旬の野菜を多く使った日替わりのサラダやスープ、メイン料理と副菜付きで、パンが1品選べる「ランチセット」(平日=770円、土曜・日曜は=デザート付き=880円)。デザートは「ティラミス」(275円)、「かぼちゃのチーズケーキ」(330円)などがある。デザート以外はテークアウトできる。

 井橋さんは「コロナ禍になり、テークアウトに力を入れたこともあったが、今はお客さんも戻ってきてくれて、『ワークショップがやりたい』などの声もある。今後も感染症対策をしっかりしながら運営していく」と話す。

 「この5年間で、商店街に新たな店ができるなど、まちが変わってきたと実感できてうれしい。これからももっと磨きをかけてより長居してもらえる空間づくりをして、遠くからでも来店してもらえたら。たくさんの方に来店してもらい商店街や宿場町を知り、愛着を持ってもらえたら」と力を込める。

 営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。木曜、第1・3・5月曜定休。

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