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春日部の自然食カフェ「came came 30」がテークアウトのみに 越谷市に姉妹店も

「came came 30」カウンター。中央が専務の上野剛さん

「came came 30」カウンター。中央が専務の上野剛さん

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 春日部市の自然食カフェ「came came 30(かめかめさんまる)」(春日部市大枝、TEL 048-812-8312)が4月1日から、店内飲食を一時休止する。

弁当の一例

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 保育園とデイサービスを営む「grain grain(グレイングレイン)」(大場)が、2020年2月にオープンした同店。「食を中心に生きる」をコンセプトに、自然農法の地元野菜をメインに使ったランチや白砂糖・乳製品・卵を使わないケーキなどを、店内、テークアウト、通販などで提供している。

 同社専務の上野剛さんは「食や健康、環境に関する取り組みを行っているが、その取り組みや当店の食についての考え方を、より多くの方に伝えたいという思いがある。越谷市で新たな店舗を構えるご縁に恵まれたことや、現在、当店周辺で行われている工事の影響が想定よりも大きく、お客さまや近隣の方にご不便をお掛けしていることもあり、しばらくの間テークアウトのみにして、姉妹店の出店を決めた」と経緯を明かす。

 併設の保育園と介護予防サービスはこのまま継続する。弁当やケーキ、焼き菓子、オリジナルドレッシングなどの販売と合わせて、イベントや、ワークショップは今後も行っていく。上野さんは「再び心地よく食事をしてもらえる環境が整った際には、イートイン再開も念頭に置いているので、今後も利用してもらえれば」と笑顔を見せる。

 越谷市の新店舗では、手軽にプラントベースの食が体験できるカジュアルなメニューを用意する。新店の進捗(しんちょく)状況はインスタグラムで案内していくという。5月上旬オープン予定。

 4月1日からの営業時間は11時30分~15時。月曜・木曜・日曜定休の予定。

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