生活クラブ生活協同組合・埼玉が3月4日、「デポ―越谷」(越谷市南越谷1)をオープンした。
「生活クラブ」組合員限定の同スーパーは東京や神奈川、千葉に展開し、越谷店は埼玉県内で3店舗目となる。東武スカイツリーライン新越谷駅東口から徒歩約6分の場所に位置し、駐車場8台、駐輪場20台を備える。
生鮮食品や総菜、冷凍食品、加工食品など約2000点の商品を販売する。青果の一部を県内の有機農産物生産者「チャヴィ・ペルト」から、鮮魚を埼玉県魚市場から仕入れるなど地域に根差した品目を展開する。食材の容器のプラスチックを削減し、リユース瓶を積極的に採用するなどサステナブルな取り組みもする。
将来的には、生産者に店舗に来てもらい生産品について話をしてもらったり、店舗利用者が生産者の元へ赴き、見学や農作業をしたりするような交流イベントを開催していく予定という。
生活クラブの組合員で構成した団体「ワーカーズ・コレクティブ ふくの輪」代表の木下美由紀さんは「売る、買うだけの関係性だけではなく、デポーの利用者、働く人、生産者、みんなが集い、まちづくりの拠点となる店にしたい」と話す。
営業時間は10時30分~19時。水曜定休。組合員登録は来店時に受け付ける。