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春日部の「肉巻きむすび 仙臺屋」がリニューアル 黒毛和牛使う新メニューも

店主の久保理加さんと次男の勇輝さん

店主の久保理加さんと次男の勇輝さん

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 春日部市の「肉巻きむすび 仙臺(せんだい)屋」(粕壁、TEL 048-877-4071)が3月11日、リニューアルオープンする。

肉巻きむすびの「焼きチーズ」

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 2011(平成23)年6月、店主の久保理加さんが開業。手作りのたれに漬け込んだ豚肉で巻いたおむすびや、熟成させた牛タンを焼いたメニューなどをテークアウトで販売する。

 宮城県仙台市で生まれ育った久保さんは、結婚を機に埼玉県に移り住み、プログラマーとして働いていた。「2010年ごろに次男の小児糖尿病が発覚した。いつでも休める仕事をしようと思い、もともと弟が仙台で店を営んでいたことから、ノウハウを教えてもらい春日部に店を開いた」と開業の理由を明かす。

 店の老朽化や大きな焼き台を設置したかったことからリニューアルした。「イベントでは、串焼きを提供していたが、店舗では提供していなかった。店舗でも、焼いているところを見てもらって提供したいと思い、大きい焼き台を設置した」と久保さん。

 メニューは、肉巻きおむすびの「仙臺屋特製たれ」「仙臺屋特製みそ」「のり塩」(以上、300円)や、3日間熟成させたタン元に特製の塩だれを塗って焼いた「牛タン重」(1,450円)、タン中を使う「牛タン丼」(700円)などがある。リニューアルオープン記念として、11日~13日は、特別メニューのみを提供する。

 15日からは、新たにA4ランクの黒毛和牛を使った新メニューを追加する。「黒毛和牛串」(400円)、「黒毛和牛焼き肉丼」(900円)、「黒毛和牛のビーフカレー」(850円)がある。久保さんは「今はなかなか外食ができないと思うので、ご家庭で満足してもらえるように、おつまみとしての単品メニューや、食事メニューを充実させた」と話す。

 「店を始めてもうすぐ11年になる。知らない土地だったが、いろいろな縁で、助けてもらいながら続けてこられた。ゆくゆくは息子が店を継いでくれたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~21時30分。日曜・月曜定休。時短営業や酒類の提供は行政の要請に合わせる。

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